逆裁4クリアしたから
感想を書く……ほどのものではないが
いやなかなか、前評価は知っていたつもりだったんですが結構厳しかったですね。
現にいま、良かった所としんどかった所を箇条書きにしようと思ったら
前者がみぬきちゃんが可愛い以外にほとんど思い浮かばなかったっていう。
うーん、なんだろな……
正直単体で見たらそこそこ面白いんですけど
123に続くナンバリングタイトルと考えてしまうと流石になあって感じ。
あとまあ、よく言われちゃってるけど「世代交代」は出来てないよなあと。
オドロキ君が新たな主人公っていうよりは、結局は成歩堂の計画の一部だった感しかないし。
最終話で成歩堂視点になって1のBGM流れた時テンション上がったんですけど
よく考えたらその時点でおかしいんだよな。世代交代を謳っているのなら。
この辺に関しては結局56でW主人公の路線に切り替わっていく(?)っぽいので、それが上手くいってるなら良いんじゃねえかなっていう(適当)
じゃあ後はよかったかというと……うん……
まず、各話において「え? それで良いの?」ってツッコみたくなるレベルで色々放置されたり矛盾を孕んだまま展開していく場面があって
そしてそんな状態で審理がやたらクドい演出と共に進んでいくのはある種のストレスを禁じ得なかったというかなんというか。
演出に関しては特に序盤の方で鬱陶しくて
終盤は落ち着いてきたっちゃ落ち着いてきたんだけど
怒涛の伏線回収で盛り上げてきた最終話……の割に結末が薄味すぎるっていうか。え?終わり? みたいな。
正直このEDのせいで、牙琉兄弟のキャラクターも結局印象薄いまま終わったっていうか。
これまでのシリーズのライバル検事及びラスボスの風格はまるで無いままの幕引きでガッカリしてしまったのは否めない。
成歩堂のキャラ付とかその辺目を瞑って甘い評価をしてみても
上に書いたような事柄はやっぱ目を逸らせなかったなって感じはあります。
あとはまあ、123のキャラへの愛着が強かったから最終的にキャラ総入れ替えの流れにあんま馴染めなかったってのはあるのかも。
(それは正直成歩堂を残したことと、脚本の薄さが原因だとは思うけども)
さっきちょっと触れたけど、56はW主人公路線で評価も良いらしいので普通にプレイはすると思います。早く真宵ちゃんに会いたいし
逆に言うとそうじゃなかったらプレイしなかっただろうなあ。
もしくは4に成歩堂が出てこなくて、かつもっと話が面白かったら(身も蓋もない言い方)オドロキシリーズとして追っかけたかもしれない。
でも4のシナリオって結局成歩堂が軸になっちゃってるから、そうはならなかっただろうなと。
まあ何にせよ5をやろうって感じ。
あとは時系列的なものとか、馴染みのキャラクターに会えるという理由で逆転検事を挟むのも良いかなと思ってる。やさぐれる前の茜ちゃんにも会えるらしいしね。
という訳で色々書きましたけど、4は4で楽しめましたよ。
こんだけ演出やシナリオっていう、作品の根幹を担う部分にケチをつけておきながら
僕は逆転裁判4を「楽しめた」……その根拠を示す証拠品とは?
くらえ!
……こちらは、逆転裁判4をプレイ中の筆者のツイートの一部です。
みぬきちゃんのメスガキ度が絶妙過ぎるんだよな。ちょっと生意気なこと言ってきたらあの平坦な胸に顔を埋めて泣かせたいと思ってしまう。
— kyc🎮💜🎨💛 (@milkynapoly) 2020年7月21日
閉廷
kyc