knock your creativity

使い方は未定 Twitter: @milkynapoly

総合芸術の秋

こんばんはkycです。

10月、体感的には大分あっという間でした。

 

先月と同じでまあ相変わらず外出する気力とか体力は殆どなくて在宅の鬼であることに変わりはなかったんですが

何かやってた度合いというか……なんだろう、人間としての営み? みたいなレベルでは結構向上してて、それでちゃんと良い意味で充実してて時が過ぎ去ったという感じです。

 

一番大きかったのは、先週くらいにブログも書いたゲーム制作のお話ですね。

ようやくスタートラインに立てた(と自分で判断して)お勉強じゃなく自分のプロジェクトを始めたわけです。

 

で、いま自分で「先週くらい」って書いててビックリしたんですが、まだそんくらいしか経ってないのかと……体感ではマジで1ヶ月位開発してた気分でした。

進捗はTwitterに動画とかちょこちょこ上げてるんですけど、実はもうプロトタイプが完成しそうで、自分でも意外な速度で事が進んでます。正直、年内には動くものが出来れば良いな~くらいに思ってたのに、ワンチャン年内で最初のバージョンをリリース出来るのでは!? というくらい。

まあとはいえ、結構やりたくないことを後回しにしつつ進めてたりするのでどっかでどん詰まりする可能性は普通にある。なので目標は更新せずにおこうかと。

 

Unityないしゲーム制作に対しては今かなりモチベ高くて、日々自発的に情報収集したりするだけじゃなく、こないだのUnity SYNCとかも視聴して仕事を疎かにしつつ楽しめています。

ゲームを作ること自体が新しいゲームみたいな感じなので、シンプルにやったことないことが分かるようになってきてハマってるっていう……まあ、分かりやすく「そういう時期」ですよね。

去年本当に初めてUnityを触った頃に、「俺はプログラマーやからw」と意気込んで初手からリファレンス読んでなんとかしようとして挫折してた情けない話は前回の記事に書いたんですが

今では基礎知識がついたお陰で、本当に分からないことは大体公式のガイド及びスクリプトリファレンスを読んで出来るようになってきたので、大分手が動かしやすくなりました。

 

とはいえ、プログラマーであるがゆえに逆にプログラミング絡まない部分がやっぱり未だ苦手意識があって、モデリングとかUIデザインみたいな話は結構手探りだったりします。

あとは物理的な挙動をどうこうするっていうのも、学生時代物理から逃げてきた人間なのでよく悩みます……座標計算とかはどっちかというと数学なので分かりやすいんですが。

 

Unityというかゲーム制作は本当に色んな分野の技術とセンスが問われる総合芸術だなと日々感じるので

今は将来的なアップデートを見据えつつ、自分に出来ることとマジで無理そうなことを区別して、出来そうならどう実現するか? ダメそうなら取り敢えずアセットストアを見てどう逃げる or 妥協するか? みたいなことを計画するのが常です。

この作業もまた楽しくはあるんですけど、割と途方もなく、途方もない上で「何も出来ねえ」みたいな結論に至ることもあるので苦しいです。創作やってるって感じがします。

 

まあそんな感じでゲーム制作については今大分僕の頭の中を占めているトピックである一方で、

実際には10月の最後の1週間くらいの行動(勉強は続けてたが)なので、他の話題を思い返してみます。

 

まず10/7はなんといっても自分の誕生日だったんですよね。

プレゼントくれた人たち、一緒にご飯行ってくれた人たち、その他全ての関わった人たちに感謝

 

Twitterとかだとあんま触れないですが、遂に20代最後の1年に突入してしまったので、やれることはやっておきたいなみたいな気持ちで今を生きています。

そういう意味ではゲーム制作に乗り出したタイミングとしては悪くなかったかなーと自分でも思います。進捗もそれなりに生んでいるので。

 

あと今月はLoLのWorlds

今年はNA開催だったせいで配信時間がマージでキツくて常に寝不足でした。フルリモートワーク万歳です。寝れるから

語ることはあまりにも多いんですが、取り敢えず来月頭の決勝戦が素晴らしいカードになったので今から本当にワクワクして仕方ないです。早く観たい。

 

ちなみにLoLもその一種なんですけど、やっぱりゲームを作るようになったので、ゲームをやる時に「これどうやってんだろう」みたいなのを結構考えるようになりましたね

ワイリフなんかはUnity製と明言されてるので、少し触ってみようかなと興味を持ったりもしています。

僕自身そんなに沢山のタイトルを色々触るタイプじゃないんですが、好きになったゲームとかハマったものは結構やり込むから、観察癖みたいなのは昔からあると思うんですよね。そしてそれが最近顕著になってきたと。

 

そんな感じで今月は割とゲームのことをずっと考えていたというか、寧ろ今の自分がまとめようとするとどうしてもゲームの話ばっかになるというか。

イデアを形にする力がちょっとずつ付いてきた感じが楽しいよってことを伝えたかった10月のまとめでした。

 

来月は取り敢えずワールドカップポケモンが一番の楽しみです。

そして目標は制作中ゲームのバージョン1リリースですかね!

 

ではまた。

 

kyc

ゲーム制作やりたくてUnityの勉強してきたこれまでの記録

こんばんは、kycです。

今回は珍しくしっかりとしたあからさまに人の目を引きたいという思惑が透けて見えるタイトル通りの内容の記事です。

 

後述しますが、色々とタイミングが良いのでこの辺で自分のゲーム制作に関するアレコレを一旦まとめておこうかと思ったので面倒になる前に書き留めておきます。

 

ゲーム制作をやるキッカケとモチベーション

キッカケ、となると。自分でも書こうとした癖に一旦手が止まってしまうほどには所在の掴めないものだなと気付かされます。

 

5年前に大学出てフリーターになって、暇だから二次創作のイカれた小説を書き始めて、そこで初めて所謂創作活動というものに手を出した訳なんですけども

結局それも前からやってみたかったと思っててやり始めたことで、モノ作り自体は多分昔から好きだったんですよね(それが今のプログラマーとしてのキャリアに繋がっていることも間違いない)

そしてさらに遡れば、その原点は恐らく小中学生の頃の様々なゲーム体験にあると思っていて、昔は明確に「ゲームをつくる人」に憧れていたのは間違いないのです(ただ当時はプランナーなのかプログラマーなのかみたいな職種を考える辺りまでは頭が回らなかった)

 

だからまあ、どこにキッカケがあるのか、と考えるとそれはもうかなり漠然とした話になってしまって

去年まで書いてた小説のことも含め、創作活動に前向きになれてきた辺りで、そろそろその気持ちの原点に戻ってみるか、みたいな。昔の夢を取り戻すか、みたいな。

 

そして出発点がそういう部分にあるとして、そこから腰を上げられたのは端的に言えば状況が良くなった、という感じでしょうか。

昔は自分にそんな能力はないと諦めていて(別に身につける努力もしていなかったが)妄想の域に留まっていたけど、プログラマーとして生計を立てられるようになって、仕事も安定して趣味に使う時間も確保出来るようになって。それプラス小説を書いてきたこと、完結まで持っていった経験が後押しになって、もしかして俺今ならゲーム作れるんじゃね? みたいな。なんか大袈裟ではあるんですけど、そういう感覚です。

 

まあ他にもゲームや創作に関する考えを垂れ流そうと思えばいくらでも出てくるんですが(仮に出来たとしてそんなものを記事にしてはいけない)

手を動かさず何も生み出さないまま語り続けることほどクソダサい行為もないのでこの辺りで切り上げましょう。

 

ここまでで既に大分恥ずかしい文章を書き連ねていることには目を瞑って下さい

 

そんなことより何をやってきたかを書け

前置きが随分と長く恥ずかしくなったんですが、いい加減本記事の主題であるUntiyの学習遍歴についてまとめましょう。

 

Unityを本格的に触り出したのは割と最近、といっても4ヶ月前くらいからなんですが

実は本当に初めてUnityを触ったのはさらにその1年前で去年の6月頃だったりします。

 

当時は知ってる方なら知ってると思うんですが、小説の執筆に対してバチクソにスランプ気味で停滞していてめちゃくちゃ憂鬱になっていたんですよ

だからといってはなんなんですが、その頃から既にあったゲーム制作への憧れをそっくりそのまま執筆活動からの逃避として使う為によっしゃUnityやるぞー!wと手を出した次第です。

 

そして、ここで無事に一度挫折します。原因は大体分かるんですが後ほど説明しましょう。

まあ正確には挫折というよりかは、「あ、これこのノリでやってても一生何も作れねえ」となって、それならまだ終わりが見えてきている小説の方を頑張ろう! と思ったわけです。

いわば「逃避からの逃避」で元に戻ったのです。何言ってんだよって感じですが、結果的にこれで小説を一気に完結まで持っていけたので良いのです。

 

話は今年2022年に戻り、僕は

  • 5年間書いてた小説が遂に終わったから疲れた
  • 転職したので新しい仕事を覚えなきゃいけない(今年の1月から今の会社)
  • マダミスの制作途中だった(買ってね! → https://booth.pm/ja/items/3882742 )
  • 単純に今までの分取り戻すために遊びたい

と色々あってゲーム制作どころではなかったので、「今年中にはゲーム制作始めたいな」とボンヤリ思いつつ、たっぷり半年間自由に暮らしました。

 

その後、7月くらいに3月に買ったまま放置していた1冊のUnity本を取り敢えず読み始めて、そこからちゃんと本格的にUnityを勉強し始めました。

 

去年は執筆活動があったという事情もあったものの、「本業プログラマーとしての驕り」みたいなものが挫折に繋がったと思っていて

まあどういうことかというと、俺プログラマーだし公式ドキュメント読めば普通に触れるようになるっしょ! みたいな感覚です。案の定何も分かりませんでした(完)。

 

なので今回は取り敢えず、「Unityっていうかそもそもゲームプログラミング自体が全く分からないんだからそのつもりで行こう」ということで、プログラミング自体を始めた頃の気持ちに戻って、取り敢えず良さげな入門書を買って読み込むという愚直な方法で扉を叩きました。

結果、やはりこれで正解だったなあという感覚です。

去年は公式ドキュメントや経験者をターゲットとしたネット上の情報やチュートリアルを中途半端に読み解こうとしていたので何も理解出来なかったんですが

エディタの使い方とかUnityの仕組みとか、そういう基礎的な所から大分噛み砕いてかつ体系的に教えてくれる教材で一旦しっかりとベースを整えると、それ以降の情報が大分素直に入ってくるようになったんですよね。

 

あとはまあ、まだ「作りたいものが明確じゃなかった」というのもその選択に噛み合ってました。

去年の所では逆に作りたいゲームが決まってて、こいつの構想がちょっとデカすぎたせいで諦めてしまったみたいな節もあるんですよね

だから4ヶ月前によっしゃやるぞって本を読み始めたのは、今のままだと所謂「何が分からないが分からない」状態だから、こういうの作りたいとか考えずに大人しく本読むぞ! って思えたからっていうのがあります。

 

そこから2冊程本を読んで、Unityの基礎とかモノ作りのイメージが湧いてきたところで

「作りたいゲーム」の構想を分解して、まずこれくらいのプロトタイプから作っていこうみたいな整理をすることが出来るようになりました。

 

Webの勉強では正直、これで仕事が出来れば良いやって感覚で、こういうものを作りたいなーって思うことあんまなかったんですが

ゲームだとそういうアイデアが沢山湧いてくるので、それを「こうすれば実装できそう」って考えが噛み合ってくるととても楽しくなります。

 

そんでまあいつでもプロジェクトに着手できそうなとこまでは来たんですが

オンラインゲーム作成の為に買っていた動画のチュートリアル講座がまだ途中だったので、それをちゃんと終わらせてからにしよう! と思ってワーッと終わらせたのが一昨日くらいの話。

 

そして今はいよいよ、チュートリアルじゃない自分のプロジェクトを立ち上げて試行錯誤を始めたって所です。

要するにまだスタートラインに立ったばかりです、でもだから今この記事を書いてるわけです。

 

結局のところ本を読んでただけなのでそのレビューをする

蓋を開けてみれば「学習遍歴」でもなんでもなく教材のレビューだった……というのがこの記事の正体だったというわけです。まあ、どちらかというと自分の中でここまでの勉強をまとめたいというのが本当のテーマではあるんだけども。

 

1冊目

多分前ブログでも一回紹介したやつ。取り敢えずガチガチのプログラミング初心者向きなのは避けて、でもUnityは初心者なんですっていう人(つまり自分)に合いそうなものを探して辿り着いた。

実際、内容的にはUnityについてもプログラミングについても初心者向けっぽい感じではあったけど、良くも悪くもとにかく「広く浅く」な印象だった。

  • シーンとカメラ
  • ゲームオブジェクトとコンポーネント
  • Prefab
  • フレームシステムや入力感知

みたいなUnityの超基礎的な仕組みが分かりやすく知れたり

  • アセットストアを活用して3Dモデルなどの素材を調達する
  • Terrainツールを使って大きな地形を作る
  • Cinemachineツールを使って追従カメラを作る

のように、ちゃんと実践的な「効率化」を行っている(完全に組み込みのプリミティブな機能だけを紹介するのではなく、使えるものは使おうぜというスタンス)は普通に参考になるし良かった。

特にアセットストアに関しては、元々3Dモデルなどが売っている場所というイメージだったが、RubyでいうgemやJavaScriptでいうnpmパッケージみたいな感じでスクリプトを効率化するC#のライブラリだったりといったものもあるんだということを知れて、ゲーム開発に対する解像度が上がったのが大きい。

もともと「漫画描きたいけど絵が描けないから小説書くぜ」みたいな男なので、Unityにおける「手に入るものでどうにかする」というやり方を紹介してくれるのは嬉しかったし単純にワクワクした。

 

一方C#によるスクリプティング、所謂プログラミングの領域に関しては「初心者向け」であることが裏目に出ていた感が否めない。

なんというかプログラミングについての説明を半分諦めてる(広く浅くなので)ため、「取り敢えずこれを書けば動くぜ」みたいな感じでコードが紹介されてて、こっちとしては都度適切に注釈が欲しいところをまずは全部写経しないと始まらない感じがなんとなく釈然としなかった。

 

まあこれは経験者というか、既にプログラミングで仕事をしている人間だからこそ感じてしまう部分でもあったとは思う。

おい何言ってんのかわかんねーぞ、って文句よりは、分かるけどその説明で初心者に伝わるの……? っていう、入門書に対する心配みたいなのが勝つ不安さ。

恐らくこれはあらゆる入門書の著者が感じている課題ではあるんだろうなと共感した上で、1冊目に選んで割と正解だったかなと思える本でした。

 

さっきAmazonで見たらなんと偶然にも今月末に最新版が発売されるらしい。入門書探している人は、プログラミングを別でちゃんと学ぼうとしている人ならオススメ出来ます。

 

2冊目

1冊目を読んでる途中でAmazonで見つけた本

表紙にでっかく書いてあるようにUnityというよりはC#に重きを置いた本

 

1冊目、というよりUnityの入門書が「プログラミングも含めた」入門書になっている印象を受けたので、どっちかいうとUnityのC#プログラミングについて深く学べそうなこちらを試してみた。

 

結論、この本は思ってたのと違った。とはいえ期待外れという意味じゃないです。

まず俺の認識が間違っていて、1冊目のような所謂Unity入門書は「プログラミングに関しても初心者」である読者をターゲットとしてそうな割にプログラミングについてはそこまで教えてくれないのである。

 

これは多分、WebアプリのチュートリアルJavaScriptについてはそこまで教えてくれないのと同じで(?)、Unityにおけるプログラミング即ちスクリプティングはあくまで機能の一部で、なくてもゲームは作れるものだというスタンスだからというのが理由なんだろうなと。

それに比べるとこの本は「UnityイコールC#統合開発環境である」くらいのノリなので、逆にC#の入門書としてタイトル通りに機能している印象を受けた。

 

ただそうなってくると、そもそもUnityを選んだキッカケが仕事で2年ほどC#を書いていて、独習C#も読んだことがあるから……という自分にとっては若干物足りない内容になってしまった。

もちろんブランクがあったので無駄になったという程ではないけど、独習C#の復習に近いなと思うレベルだった。

 

C#の内容が多くを占めている代わりに、実際にUnityでゲームを作る部分は内容が少なく(というかこの本自体が割とボリュームが少ない)、実際に完成するゲームも1冊目のそれに比べればかなり簡素なものだった。

が、僕にとってはこれが割と有り難くて、というのも1冊目のサンプルは「Unityにはこんな機能があるよ」を色々示す為に無駄にスケールのデカいゲームになっていたんですよね。わかりやすい例でいうと、Terrainで広大なマップを作るはいいけど、実際はそこまでする必要がないくらい行動範囲が小さいとか。

 

なのでそれを経験した後に、この本のサンプルのような殆ど「ルール作り」に収まる程度のゲーム作りをやるのは良いギャップを感じられた。プリミティブオブジェクトの活用法とか、スクリプトによるGUI制御など。

 

僕はプログラミング経験者だったからアレだったけど、プログラミングも未経験の人はこの本を読んだ後に↑の1冊目を読むともしかしたら丁度良いかも。

 

3冊目

www.udemy.com

 

冊 と書いてますが本ではなく悪名高いUdemyの動画講座です。

作ろうと思ってるゲームがオンラインの対戦ゲームだったので、Unityにおけるオンラインゲームを作る為のライブラリって何があるんだろう? デファクト的な存在はあるんか? と探した結果辿り着きました。

 

ここまでで2冊本を読んで、規模こそ小さいものの2つゲームを作っていたからある程度余裕が生まれていたので

既に理解したと思っているエディタの使い方などでも、講座を見つつ「こういう操作ってもっと楽に出来ないかな?」みたいなのを合間合間で調べてTIPSを溜めていったのが良い経験値になったなと。

それから動画でこういう講座を受けたのが久しぶりだったんだけど、やっぱり他人が操作している画面を直で見ることで気付くこともあるのでそういうのも貴重だった

 

ただ内容的には、求めていたPhotonライブラリの使い方だったりマルチプレイヤーのオンライン対戦を実現する仕組みについて理解出来たという点ではとても良かった一方で

「ある程度の経験者」を想定している割に、1冊目の入門書と同じような観点のマイナスポイントが見受けられたのが残念だった。

 

とにかくスクリプトの書き方が雑で

  • ファイル分割せずにひたすら一つのスクリプトを太らせていく
  • フィールド及びメソッドの可視性設定が全部適当(public, privateの使い分けもほぼない)
  • あらゆる命名に一貫性がない(これが一番気になった)
  • 非効率なループなどが目立つ
  • シンプルに英語のスペルミスが目立つ

などなど。「このスクリプトを書けばOK」なスタンスの講座ならまだしも、ある程度のプログラミング経験者を対象としている講座でこれはまあいかがなものかなと。

 

ただ開発の手法というか、プロトタイプ用のシーンを作って仕組み作りを行った上で、実際に使用するマップをインポートして別シーンを起こし、プロトタイプで作ったPrefabやスクリプトを配置していく……みたいな流れは実践的で良いなと思ったし、実際に今自分のプロジェクトはそういう風に進め始めてるので参考になりました。

 

2冊目のゲームよりボリュームは大きい一方で、1冊目と全く違うジャンルのゲームを作るので単純に経験値が増えた感があったし、元々Photonを勉強したくて買ったのでそこそこ付加価値があると思えた。

むしろPhotonに関しては、この講座で使っている、恐らく長らくデファクトとされてきたであろうPUN2というアセットが最近レガシー扱いされ始めているということを講座の途中で知ってしまい……

  • Photon Fusionという後発のサービスが出た
  • Unity公式のソリューションとしてNetcode for GameObjectなるものが出た
  • 他にもMirrorというライブラリ? もある
  • Photonの無料プランでリアルタイム性のある対戦ゲームを作るのは割と厳しい
  • もしかして俺が作ろうとしてるゲーム、Unityだと厳しい?
  • Unity関係なく、専用サーバーとかを作ろうとするとめちゃくちゃコストかかって個人だと厳しい?
  • そういうのを肩代わりしてくれるサービスがあったりなかったり??

みたいな感じで頭が物理的に爆発しそうなくらい色んなこと考えて深夜に思考停止したりしてました。今となっては良い思い出です(約1週間前)

 

なのでこの講座を通じてPhotonもといクラウドサービスによるオンライン対戦の実現、もとい

  • マスターサーバー、ルームといった概念
  • ネットワークオブジェクト
  • RPCプロトコル

といったものについて理解出来たのは収穫だった一方

 

オンライン対戦要素は一旦諦めた方が良いかも……

という方向転換を早めに決めることになったのは残念でもあり始める前に気付けてよかた要素でもありました。まあ小規模なものだったら作れると思うので、1人用のゲームを完成した後にオンライン対戦を追加したプロトタイプを作って身内とテストする、みたいなのは全然アリかなーとも思ったので悪いことは何もありません。

 

あ、そういえば当然ながらこの講座はセールの時に目に付いて買ったものです。

賢い人はUdemyの講座を定額で買ってはいけません。約束です。

 

そして、これから

そんな訳で↑でも書いた通り、こうした学びを経て、作りたいものも決まったので自分のプロジェクトを動かし始めました。

またUnityの某活発な開発者コミュニティも参加させてもらい、モチベを内外から高める準備も出来て色々と燃えてます。

 

どんなゲームを作っているのか、という肝心の話はまた進捗報告みたいな感じでブログに載せたいと思います。

まあまた挫折しないように「今度ブログにまた書くよ」というのは自分への戒めのようなものでもあるので、乞うご期待ください。

 

理想では今年中にプロトタイプを公開したいんですが、そこまで順調にいけるかも分からないので取り敢えず何かしらの進捗公開出来ることくらいは目標にしたいと思ってます。

 

そんなわけで頑張ります。自分が楽しいことを頑張ります。

 

では。

 

 

 

kyc

境界線

こんばんはkycです。

いい加減9月の振り返りを書かなきゃなということで、動きます。(?)

 

といっても9月はマジで、良く言えば休養期間? で、悪く言えば無の月だったというか。

前回(8月末)の振り返り見て思い出したけど、8月が外出すること沢山あって疲れてた分9月は休むぞ~引き籠もるぞ~って感じだったんですよね。

 

で実際マジでずっと家いた。映画くらい観に行ったりするかと思ってたけど、マジでずっと家。

 

月の前半はまずVCTあったので、生活リズムをそれに奪われて、さらに3連休とかがあったせいでさらにだらけてたなと。

仕事も大分手に付かずにサボってた。今はちょっと取り戻したけど(ただ基本的に仕事のやる気は俺の精神的な何かよりもプロジェクトやタスクのスケジュール感で決まるからあんまり関係ない)

 

VCTは色々と惜しかったし、相手が悪すぎた感はあった

そしてNAやEMEAが支配的だったVALORANTの競技シーンで、2年目にしてその時代を終わらせて優勝したLOUD。すごい。

 

VCTもそうだったし、今やってるLoLのWorldsもそうだけど、結果以上に地域の代表チームを応援する感覚がやっぱ好きだなあと思う

Worldsが終わったら今度はサッカーワールドカップだし、これもまた楽しみ。今年はVALOちゃんとやるようになったのもあって、楽しみに出来るイベントが増えたのが本当に良いことだなあと思いました。

 

スプラトゥーンは案の定そこまでハマらなくてもう既に1週間くらい触ってない気がします

別に全然面白いんだけど、VALOやLoLの方がやりたくなっちゃう。あと、1人でやる気になれない。友達とやる分には楽しい。個人的にヒーローモードがもっと楽しかったら1人でも黙々やってたと思うんだがなという感じ……

 

まあ今はさらにゲームやること自体よりも、またゲーム制作の勉強にモチベが出てきてそれに時間使うようになってる(9月の話というよりかはほんの3日くらい前からの話ではあるが)

ゲーム制作もといUnityに関しては今まで結構がむしゃらにやってきたところがあるけど、ようやく具体的な目標とかロードマップも出来たので、結構頑張りたいなと思ってます!

 

あと3ヶ月ちょいで2022年終わってしまうけど、ここにきて年内に達成したい今年の目標と呼べるものが出来てしまったことに逆にワクワクしてる

ゲーム制作に関してはまた別でまとめて記事を書きたいけど、今はとにかく早く新しいことを覚えたい! という欲が強いです

 

マジで何もしてなくてもうこれくらいしか振り返ることない月だったんですけど

ずっと家にいても楽しかったし久々に本読んだり出来てよかったです(小並感)

 

そんな訳で夏と秋の間みたいな、伝説の秋休みみたいなひと月が終わりまして

今月から年末にかけては自分で立てた目標の為にちょっと頑張るモードに入ろうと思いますわ ポケモン出たらまたずっと遊んでそうだけど

 

ではまた来月

 

でもゲーム制作関連で今月中にまたブログ書くかも

 

そんな感じです。

 

 

kyc

お腹いっぱい

こんばんはkycです。

8月ももう終わってしまうわけで

あっという間だったと思いつつも、振り返ると8月はマジで色々あったのでそれなりに長かったんだと思います(?)

 

8月はまず何より引っ越しですよ。もう最初の1週間は荷造りとゴミ捨てで、週末に引っ越しと

想像してた通りですが、PC周りの荷造りと荷解きが何よりもの地獄でした。マジでモニターアーム取り付ける作業、1人でやると1年分くらいのカロリー消費する気がします(?)

少なくとも数日間は腰痛が続くのでしばらく外出られません。マジで

 

内見の時から分かってたことですが新しい部屋はとにかく快適で

欲しかった独立洗面台も超良い感じで、この綺麗な水回りを出来る限り保とうと思って、引っ越して最初に通販で買ったのは掃除アイテムたちでした(トイレブラシやら風呂場用の洗剤やら)

今のところ大変にならないようにこまめに掃除出来てますが、浴室乾燥機のフィルター掃除出来てないからそろそろやらなきゃなという感じです

 

居室スペースも大分良い感じで、前はPC周りがやたら埃っぽいのが悩みのタネだったんですが

どうやら窓際というかカーテン近くにPC置いてたのがよくなかったみたいで、今はたまに掃除するくらいで十分な程になってます

ただ窓際においてるハンガーラックとかは結構埃っぽくなってるので、しばらくしたらカーテンを買い替えたいかなと思います(長さあってるから使ってるだけで上京した時から使ってるから、古くなって埃撒き散らしてる説ある)

 

その他、引っ越しのタイミングで前から欲しかったドラム式洗濯機買おうと思ってたんだけど

今のところ浴室乾燥機が便利なのもあって洗濯でそんなに困ってないので、もうちょい余裕出来てからで良いかなと

今月金遣いすぎて既に2回ほどカード止まった

 

引っ越しというか新しい部屋に関しては、引っ越す前の「色々リセットしたい」がちゃんと実践出来てる感じがしてる

フルリモートになった2年前くらいから家の中のことをちゃんと気にするようになったけど、部屋自体には6年近く住んでたからどうしようもなく蓄積した汚れがあって(フローリングとか水回りとか)、意識は改善されたけど部屋そのものは完全には戻せないよな~というモヤモヤがあったんですよね

まあそれが引っ越しの理由の一つでもあったんだけど、今は綺麗な部屋を綺麗なままに保ち続ける意識を持って生活出来てるのが満足感あるというか、ちゃんと新生活始まった感じがして良いという話です。

 

取り敢えず家のことは今後も無駄に多く語る気がするのでこの辺にして

 

お盆休みはすっかり恒例となったRiJを観てダラダラする生活

今年はそれに加えて、11日に星のカービィミュージックフェスに行ってきたりしました

これがまた素晴らしくて、こういうゲームミュージックもといクラシックのコンサート行くの初めてだったので、とにかく新鮮で楽しかったです。

カービィも好きだけど、ゼルダのオーケストラとかあったら絶対行きたいなって思いました(去年今年でスカウォブレワイと熱が高まってるのもあり)

 

そして盆休み終わった後はライブ続きで

ART-SCHOOLの復活ライブと、BaseBallBearアジカンの対バンに行ってきました

 

完全にオルスタのライブ自体が久々なのもあったし、昔から好きなバンドの音楽を立て続けに生で聴けたのでとても幸せでした

先月のカリオペライブも含め、7月から今月にかけてライブいっぱいあるのは今年の最初の方にはもう決まってて、その時から楽しみだったんだけど、いざ迎えるとやっぱり想像以上に楽しかったです

まだコロナの波はあるけど、去年一昨年とかはあんまりライブとか行く機会が少なかったので、行ったことないバンドのライブとかドンドン参加していきたいなと思いました(今のところはストレイテナーのワンマンが一番行ってみたい)

 

そして↑のベボベアジカンのライブが大阪だったので、遠征ついでに小旅行してきました。

金曜は少し早めに大阪行って、軽く食べ歩きしてからライブ

そして土曜は1日かけて京都観光してきました。これが突発ではあったんだけど、めちゃくちゃ楽しかった!

 

前から京都行ってみたいとは漠然と思ってたけど、実際行ってみるとマジで無限に観光地あるので

今度は完全に京都メインで行ってみたいです。大阪はもう飽きた

 

個人的には、鴨川デルタから下鴨神社を回った、ちょっとした森見登美彦作品の聖地巡礼みたいなのがハイライト

あとは京都水族館もめちゃくちゃ良かった。水族館というかペンギンを見に行く機会に常に飢えてる(?)ので、沢山ペンギン摂取できて嬉しかったです。

 

旅行中の写真とかはTwitterにいっぱい上げてます。

そして旅行が終わると同時に、もう8月も終わりと。。

 

やっぱり振り返ると8月結構予定詰まってたなと。基本1人だけど

そして出掛ける機会が普段に比べて多すぎたせいで、かつてない頻度で靴擦れ起こして足がズタズタになってました。東京に帰る日は足裏が腫れてたので一歩歩く度に苦しみを味わいながら帰宅してました(馬鹿)

 

そんな訳なので9月はしばらくちゃんと(?)引き籠もって、出掛けるのも映画くらいにしたい所存

VCT ChampionsもLoL WCSもあるし、スプラ3も発売されるし……引き籠もるには最適の月なのは間違いない

あと今月は全く以てUnityの勉強出来てなかったので、そろそろ2冊目の本を読んで1ヶ月でちゃんと読み切りたいなと思います

最初に作ろうと思ってるゲーム用のシナリオも、出来れば少しは形にしたいかなと思ってますが、まあゆっくり考えていければなと。

 

というわけで8月の振り返りでした!

マジで、振り返るだけで疲れたわ今月。

 

それではまた

 

kyc

夏に背後を取られた

こんばんは、kycです。

夏イコール7,8月というイメージなんですが

6月末に一気にクソ暑くなって、うわ夏がきてるな~と思いつつもまた梅雨みたいな天気が続いたりしたので

なんか未だに「もうすぐ夏だな~」みたいな感覚が残ってるんですよね。

 

だからもう7月終わったん? え? みたいな。もう夏半分終わってるやん! 的な。

7月の振り返りをするにあたって今本当にそんな気分です。伝わりますかね? 伝わらなかったらスルーしてください

 

今月は比較的何もなくてTwitterを見返さないと何やってたか思い出せなかった6月とは異なり

そこそこ色んなイベントがあったので、カレンダーを見返すだけで大体分かってしまいます。

 

まあまずはとにかく引っ越しが決まったことですよね。というかこれがほぼすべて。

7月の初めくらいに内見行って部屋が決まり、色々手続きしたり引っ越しも予約して~とやってたら気付けば月末。来週8月の頭に引っ越しです。

引っ越しに向けて色々準備してきた……というよりかは、去年末辺りから部屋を整理したりする度に引っ越ししたいかもな~と考えてきたので、2,3週間足らずの話ですけども、1年以上の大きなプロジェクトが終わったみたいな気分です。

 

そういう達成感もあれば、単純に疲れたっていう実感もあります。

今の部屋が、ここ数年こそ整理するようになったんですが、住み始めの頃(すなわち汚部屋時代)の拭えない名残みたいなのがあって、それをリセットしたいという気持ち込の引っ越しでもあるので

新居での暮らしを念入りにシミュレーションして、水回りはどう掃除するかとか、部屋のレイアウトをどうするかとか、どうすれば掃除しやすい部屋になりそうかとか、何を捨てて何を買うべきかとかめーちゃくちゃ考え込んじゃうんですよね。

 

加えて部屋の外、新居周辺のことについても色々。

リモートワーカーなので立地条件は度外視したのですが、それでもやっぱり最寄り駅を複数チェックして、あっち方面いく時はこれとか、美容院やら映画館みたいな定期的に通う場所への交通について考えたりとか。まあ要は妄想みたいなので楽しくなったり苦しくなったりしてました。

 

そんな感じで引っ越しに関しては割と常に頭の中にあり続けていて、実際色んな手続きを並行して行ったりもしてたので疲弊してた部分はあるのですが

それはそれで別に楽しい出来事もありました。

 

まずはかなり個人的な話ですが、VCTキッカケでVALORANTをちゃんとやるようになったことですかね

この「ちゃんと」っていうのが大事で。というのもVALORANTはベータの時からアカウントを持ってたくせに、LoLの方がやりたかったり、あとは去年まで執筆があって娯楽に意識を割き切れなかったという事情もあって全然プレイ出来てなかったんですよね。

 

ただVALORANTが2年目くらいから中々盛り上がりを見せ始め

LoLに並ぶタイトルに順調に成長してきたなって時に、これはまあ……割としょうもない話ではあるんですけど、「俺って典型的なVALORANTエアプ勢やん」みたいなプライド? なのか分からない変な気持ちが芽生えてきて謎にコンプレックスみたいになってたんですよ。

 

実をいうとLoLについても似たようなところあったので

今年に入って、執筆をやめて「ゲーム出来るぞ!」ってなってた頃には今まで全然やってなかったLoLのソロランとかも回したりしてました。

そういう熱が今になってようやく、VCTという起爆剤もあって行動に表れ始めたという感じですかね。

 

今のところめちゃ楽しくやれてます。

楽しむコツは昔のあってないような経験は全て忘れて「自分はVALORANT、それどころか爆破FPSに関してはズブの素人です!!」と認める気持ちです。昨日書いたUnity勉強についての記事と全く同じ話ですが、この切り替えは新しいことを楽しむ上ではめっちゃ大事だし、経験あると思ってることを全く新しいことだと捉えるのもとても大切なことだと学んだのです。

 

しばらく引っ越し関係だったりあとは地味に仕事が忙しかったりして出来てないですが、引っ越したら多分回線も良くなるので沢山遊びたいです

本当はUnityの勉強が落ち着いたので今週もやりたいんだが、流石に金曜引っ越しなので荷造りに集中しないといけない。

 

あと楽しかったことといえば、なんと言っても豊洲での森カリオペさんのライブですよ。

もうTwitterに散々書いたのであんまり多くは語りませんが、多分今まで行ったライブで一番新鮮に感じたし、1年以上追ってきたカリオペの音楽を生で聴く初めての機会だったわけでもあったので本当にメモリアルな出来事になりました。マジで。

 

ホロライブENはなんか自分でも不思議なくらいハマっていて、日本だと展開が少なくなるのは仕方ないのかもしれませんが、他のメンバーやグループでのイベントも期待したいですね。取り敢えずはIRySと議会組の3Dがはよ見たいかなと。

 

そんな感じで7月の振り返りでした。

来月は引っ越しからスタートして、盆休みがありRiJがあり、月末にはベボベ w/ アジカンのライブに大阪へ行く予定なので、今から既に楽しみだったりします。

 

あとはUnityの勉強も、2冊目の本を読んで続けたいですね。

すっかり仕事でもプライベートでもエディタを開いてコードを書きあー俺めっちゃプログラマーしてるわーと悦に入る生活にも慣れてきたので

習慣としてしっかりと身に付けていきたい。

 

それでは8月も頑張りましょう。

旅行の予定もあるし、特にコロナには気をつけたい

 

 

では。

 

 

kyc

重い腰が上がって落ちる

こんばんは、kycです。

先月末からUnityの教本読んで勉強してたんですが、ようやく読み終わったので軽くレビューしとこうと。自分の為にも。

 

まず前提として、良いとこ悪いとこは当然色々あったんですが

やっぱり教本を取り敢えず1冊買ってみて、読み切るって行為は大事だなと。

久々にちゃんと別でメモもしつつ、自分の言葉に直して……みたいな作業、大変だったけど流石に身についた実感があります。

 

Unityの勉強自体は去年から手を出してて、まああの頃は小説を完結させたいという気持ちが結局勝ったので中断することにはなると分かっていたのですが

それにしても、本職でプログラマーやってることによる小さなプライド(笑)みたいなのが邪魔して上手く勉強できてなかったなって振り返りがあるんですよね。

 

例えば、公式ドキュメント読んどけばすべて分かる! 一次ソース大事! みたいな姿勢ね。うん、まあそうなんだけども。

前仕事でC#やってたから、Unityもなんとなく分かる! 的な謎の自信。まーじでこれ、マヤカシです。

 

というかまあこのスタンスだとそもそも、「作りたいものがある」「だから最初からそれを作る為に動く」的なモチベになる訳ですが

それって割と無理あるんですよ。典型的な「頭の中では出来てるけど何すれば良いか分からん」になって結局何もせんという。

 

なんでまあ、Unityの勉強は小説完結させて、マダミスの企画も終わって、絶対やるぞ!

と決めてた一方で去年のある意味での失敗があったので、どう入るべきだろう? と悩んでいたんですが

辿り着いた答えは単純で、「自分はゲームプログラミングについてはズブの素人です!!」と認めて教科書を手に入れる、愚直に勉強するってことでした。結局これがいっちゃん頭に入る。技術書は神。

 

というまあ長い割に噛砕し難い経緯があっての今なんですが、取り敢えず前置きとして何が言いたかったかというと、読んだ本が良い悪い以上にそもそも新しいことを学ぶ為に、取り敢えず目的は置いといて基礎をちゃんと勉強するってことは大事だなと、当たり前のようなことだけど再認識したぞ! っていう話です。

長くなったのは本の内容よりもそのことが大事だったと思ったからです。どうせ本は他にも読むので(既にもう1冊買ってある)

 

 

で、いざ本の話

 

 

買った本

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買ったのが1月なのでほぼ忘れてるが選んだ基準としては

  • プログラミングの初心者をターゲットにしてなさそうなこと
  • 割と広く浅く学べそうなこと
  • 実際に手を動かしてものを作るタイプの書籍であること

あたりですかね。

 

Unityの本選ぶ上で難しい部分が一つあって、基本的に「Unityの入門書」という定義に「プログラミングの入門書」が組み込まれてる傾向があるということです。

自分のようにプログラミング経験はあるけど(というか仕事でやってるが)ゲームプログラミングは分からない、みたいな人のための本が中々ないんですよね。

一冊目ということもあってチュートリアル的な内容ではありつつも、多機能なUnityでどんなことが出来るのか? またUnityでゲームのアイデアをどうやって形にするのか? を紐解いてくれそうなものを探した結果、レビューとか参考にしつつこちらを選んだ次第です。

 

良かった点

まず上の基準で目星つけてるので、「(C#プログラミングよりも)機能の紹介に重きを置いてる」という点で中々良かったです。

Unityってそもそもなんぞや、てとこからどういう仕組で動いてて、どういう風に拡張していくのかっていう導入が丁寧で、元々浅めに理解してた部分が深くなったし公式ドキュメントを改めて読んだ時に、去年よりも圧倒的に視界が開けた感覚があった。

 

去年はネットで見つけた、個人が書いてたチュートリアルを読んでて、Animator周りがややこしすぎて投げたんですけど

この本では良い感じに一般化されてて理解しやすかったし、その他の機能についても「こうしてこうすればできる」というよりはある程度「これはこういう仕組でできてるから、ここにこういうオブジェクトを渡せば機能する」みたいな説明なので

あー、じゃあ他のモデルでやりたかったらこれをこうすればいいのかー、とかこの値いじったらこうなるんかなーあーやっぱそうなのねーなるほどねーみたいな、良い感じの化学反応が起きてた気がする

(まあ、この辺りは行間を読んだりもしてるので個人の感想の面が強いが……)

 

普段Webのコードを書いている(そしてネイティブアプリの開発経験もある)ので分かるんだが、

デスクトップやモバイルのアプリって、UIを中心とする所謂フロントエンド周りのデザインをコードで制御するのが難しい節があるんですよね。

たとえばボタンやらなんやらをどう画面に配置するかみたいなのを、WebだとHTMLとかCSSでガガガーと書いたりするんですが、これがiOSAndroidのアプリとかなってくると、GUIでパーツをポチポチ配置したり専用の画面で遷移を設定したり、みたいな。

 

Unityってこれの最上級版みたいなとこあるな、って思いました。まあ要するに覚えること多いな、と……

プログラマーなのでコードが出てくると、多分こう書けばこうなるんだろうなーと思えるのですが、Unityはこの機能を設定するにはこの画面を開きます、みたいなのがまあまあ多い。それが大変だと思った。

 

なんでまあ、だからそういった機能ごとに基礎的な使い方を広く浅く紹介してくれるところとか

アセットストアを活用して手順の一般化を促してくれる感じもよかったです

(この場面ではこういうタイプのアセットが使える → ストアを覗くと他にも様々なタイプの代替品があるので、これに置き換えたらこうなるんだろうなという想像がしやすかった)

 

やはり最終目的としては「こういうの作りたい」を表現しなきゃいけないわけなので

それの為の想像が出来るようになるというのは大きな収穫だったと感じます。

この画面なんやねんってならなくなったというか。

 

悪かった点

一言で表すと、雑です。これに尽きる。

 

まず、誤植とか誤字が多い。割とそれアカンやろみたいなのもちらほら。

特にスクリプト周りが多くて、その上でコードについて説明する箇所が少ないので置いてけぼりになりがち。

 

そもそも「スクリプトを書きます」→ コードずらーー → なんかよく分かんないまま写経する → その後のセクションでコードの解説をする

という構図が良くなくて、せめて1つのスクリプトファイルごとに解説をちょっとずつ挟んで欲しいと感じた(コードを写経してる途中で疑問に思って立ち止まった箇所が後ろでさらっと解説されてたりするのでストレスがたまる)

 

そしてその補足部分があまりにも簡潔だったり、誤植があったりとかで機能していなかったりすると。

自分は持ち合わせの知識と、それこそ公式ドキュメントを読みに行って解決してたりしましたが、慣れていない人の場合はモヤッとした疑問が残り続けたり、そもそも上手く動かなくてそのまま挫折、みたいなの全然あるなこれ……とちょっと怖くなった(ある意味スパルタともいえる)。

 

ただし、多分だけどそれはこの本が「Unityをプログラミングだと思ってないから」だと思ってて

Unityはあくまでオブジェクトの集合体で、スクリプトもそれの一部で、C#によるプログラミングはその機能紹介の一貫にすぎない、というスタンスでこの本書かれてる気がするんですよね。

だからコードの解説は大分ふんわりしてる。でもその代わりに色々な機能を紹介してくれてて、サンプルのゲームも多くの要素を上手く取り入れられるように工夫して作られてる。とにかく基礎を身に着けてくれ、という内容なので仕方ないかもなとも思った。

 

が、しかし

どうしてもプログラマー視点で見ているため、気になってしまうのは

スクリプトの扱いが雑なことは良いとして、その中身のコードが雑なことだった……

 

普段仕事でコード書いてて、C#の経験もあるから、「この書き方微妙だな」「この変数名はダメでしょ」みたいなのが結構あって。その辺が割と終始気になって仕方なかった。

特に後半以降はスクリプト書く機会が増えるので尚更。明らかにメンテナンス性に欠ける部分が多かったので、これが実践的なのか? という疑問がどうしても残りがちだったのが良くなかった。

 

まとめ(と、次に読む本!)

広く浅くなUnityの入門書で、かつガチガチのビギナーだとついていくのは難しいというレベル感がちょうどよかった(ただ、文体とか見てると本当の初学者をターゲットにしてるっぽい雰囲気はある。内容は全然だけど)

 

ダメだったのは、C#スクリプトをあくまでUnityの機能の一部、としている感じで

「UnityはC#プログラミングである」という大前提を無視しているように感じられたこと(逆に、入門書であるが故にそういうスタンスを取っていた感じもあるけど)

 

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それに比べると、次に読む予定のこちらの本は割とガッツリ「C#の本」らしく

それでいてかつUnityにおけるC#を掘り下げてくれるようなので期待大。

「UnityはC#によるプログラミング」というスタンスであり、サンプルゲームも今回読んだ本のそれとは違う(今回のは三人称視点のサバイバルゲームみたいなやつ)、シンプルなFPSらしいのでその辺も楽しみ

 

というわけでなんとか今月中に、そして引っ越し前に勉強一区切りできてよかった~という振り返りでした。7月の振り返りはまた別で。

 

 

 

では

 

 

 

kyc

 

打は鉄い内に熱

皆さんこんばんは、kycです

早いもので2022年半分終わりました、遅くなりましたが6月の振り返り記事書きます

 

6月は比較的色んなことがあり、振り返り以外でもブログ書いてたのでツイッター見返しながら書いていきます

 

取り敢えず月初は前回もちょろっと書いたけどPC周り少しいじったりしてましたね

しかし引っ越しが決まりそうなので

頑張って調整したけど新居でまた同じことしなくちゃならなそう

プラス机もちょっと新調したいなとか思ってるのでどうなるか分かりませんね

 

また服を断捨離したり家計整理したりしてて、まあこの辺も引っ越し見据えたアクションですよね

まあ新居がクローゼット小さそうなのでさらに服捨てることになりそうですが

 

その他だとなんか……割と何もしていない感じが凄かった

一応サッカーの6月シリーズがあったり、LCKやLJLのサマーシーズン始まったりVCTもあったりして家にいるのは楽しそうだったっぽい

 

ただし梅雨が鬱過ぎて仕事には身が入らなかった模様

猛暑になっても結局仕事はしていなかった模様

 

そして月末付近には、ようやくUnityというかゲーム制作やるぞーとモチベに火がつき

取り敢えず積読してたUnity本を読みながら勉強始めました

今のところかなり楽しいです

 

なんか今月通して(特に後半の2,3週間)思ったのは、モチベ高い内になんでもやりまくった方が良いな! という話です。当たり前かもだけど

特に引っ越しは温度感高い内に全て終わらせよう……と思って、今では無事に新居の申込まで済ませました(これで審査落ちてたら笑えるが)

あとはUnityとVALORANTが熱い 特にUnityは今年の前半遊んだし、後半はちょっと創作頑張るぞ~という気持ちで進めたいと思ってます

 

なお、仕事

 

久々に一ヶ月が長く感じましたが

今月は順調に行けば引っ越しとかでめたくそ忙しくなりそうなのでそれ以上になるかも

 

今から震えてます

 

では

 

kyc