逃げの備忘録
手が動かない。。
頑張って文章を書こうとしているんだけど
あまりにも煮詰まってしまったので
少し気付いたことをしたためて大人しく眠りにつこうと思います。
最近、プロットを緻密に考えた部分ほど手が止まりやすいというか
自分の中で順序立てて書こうとしているシーンほど何を書けば良いかわからなくなる
なので、思ったのは。
単純な、構造としてのプロセスと。
中に突っ込む情報っていうのは別物にしていかないと。
人間、複数のことを同時にいくつも考えられないように
その場面にそぐわないほど、キャラクターが色々なことを考えすぎているのは不自然だよね。っていうこと。
読者の視線と
キャラクターの視線を別物にしていかないと
逆に不自然でしかない。
今まではそれを逆に思っていたフシがある。
うーん
良いものにしたいという思いが先行しすぎている。
正直『青の唄』は、前作や今後構想を練っている他の作品とも比べて、群を抜いて素晴らしいアイデアが元になっていて、自分でこんなこと言うのもアレなんだけど、しっかり完成させれば本当に良い話になると思っているんです。本気です。
だけど、自分の文章を書く力ってのは全然足りていなくて
きっとこのまま完成しても、俺が真に思う理想には届かないのだとは思う。
でもそれは当然のことで、文章を書き始めてまだ長編の二作目、でしかないし
オリジナルって訳じゃない。だから沢山の人をうならせるようなものには絶対なりはしない。
だからこれは実験なの。
自分で素晴らしいと思えるアイデアを、まだ自分の腕が足りてないって思いながらも形にしようとしてみることにはきっと意味があるはずなの
だってそこには、もっと経験を積んでから書けば良い感じになるはずなのに……って思いがあって、いうなれば
せっかく捕まえたでっかい魚をリリースしちゃう感じっていうか
一種の諦めみたいなのを感じながら行っている部分があって
悔しいんだけども、自分の未熟さを感じながら完成までなんとかもっていこうとする
だから、気ままにやってる時より沢山課題にぶつかる。
そんなふうな心持ちで……今日みたいなプチスランプに向き合っていこうと思うのでした。
タイトル通りこの記事は逃げでありますが
正直、今日に限らず一週間ほど逃走中ですが。
書ききりたいという意志と情熱は消えません
そしてこの二作目を完結させたら、きっとまた違う段階が見えるはず。多分!
また話がでっかくなってしまった。
でも根拠はあるんですよ
なぜなら、前作を今読み返してるとほんっとうに、すごくツッコミどころばっかりでしかなくてですね……それでもまあ、良い話だな~とかほんわか考えられるんですね
大事なのはそこじゃなくて!
この一作目を書いてる最中のとき、俺は間違いなく
あ~~これ以上ないものを書いてる!
みたいな気分だったはずなんですよ なんとなく覚えているんです
だから間違いなくこの先成長出来ると感じる。
何故なら、これは最高のアイデアだって思ったものを、実験台として使い捨ててる最中だから
これ以上ないと思った素材は、今そう思えているだけって割り切ること
きっとそれは一個前の経験を考えれば正しくて、その先でもっと良いものに出会える
ということで、明日からまたがんばりましょう!
逃げてんじゃねーーーー!!!!!
『青の唄』、宜しくおねがいします。