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作品解説 Part1 第5話

https://milkynapoly.hatenablog.com/entry/2020/04/10/000000

の続き

 

作品URL

第5話「ステレオフォニックの謎 その3」 | kyc #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6918115

 

たかロコ

ロコちゃんと同じく二次創作を通して好きになったキャラクター、貴音の初登場回ですね。

ARRIVEでの絡みもある二人だったので何となく幼馴染設定にしたけど

元々はフェアリーの3人をPart1のメインの悪役にすると決めていたので

ここの二人の関係性は主人公サイドと敵サイドを上手いこと接着するためのものだったなという感じです(結果的にだけど)

 

ロコちゃんエピソードのラストとなるこの第5話では

  • ロコちゃんの行動原理(貴音の存在)
  • ラスボスの存在

という2つを周知させるという役割を兼ねて貴音ちゃんを登場させています

 

この辺の展開の進め方を見返してると

ああ当時は本当に20話くらいで終わらせられると思ってたんだなと。甘えた考えですね

 

 ただ実際一つのシーンとかエピソードに複数の役割を持たせるというのは本当に大事なので(この頃そこまで意識してたかは謎ですが)

話を前に進めつつ登場人物の関係性を上手く描写するっていう良い感じの展開が出来てるなと思うし、今なんとなく意識していることがこの頃から形には現れていたんだなとか思ったりします。

 

因みに今作では貴音→ロコの呼称を「路子」表記にすることで読者に好きな方を選べよって任せる手法(?)を取っています(?)

まあみちこ呼びする時は明示的に書いてるしロコちゃん側にも突っ込ませているのであんまり意味無いですが

 

そして読み返してたら思いっきり貴音に「ロコ」呼びさせてあれ~……? ってなるの巻。

一回改稿作業入れたはずなのにこのガバガバぶりはやれやれすぎる。

 

 

みんなで戦うのが好き

Part2が主人公の静香ちゃん視点で話が進んでいくのに対し

Part1は基本的には昴達5人の物語なのだということを常に意識していました(5話では杏奈ちゃんが未登場ですが)

 

結構バトルものの流れで(というかジョジョにありがちだけど)

一番キツイところは一人で乗り越えて、最後は仲間の力を借りて突破するみたいなヤツが好きなんですよね。

 

3部のアレッシー戦とか(あれは話自体が大分コミカルだが)パッと思いつく例?

因みに真逆のパターンが5部のクラッシュ&トーキング・ヘッド戦ですが勿論あのパターンも好きです。というかナランチャが好きなだけ

 

そんな訳で百合子 vs ロコの構図をメインに据えていたこのエピソードですが

最後はやはり昴ちゃんと、プラス朋花にも見せ場を作りたいと思って食堂のシーンを追加しました。

 

個人的にはラストの畳み掛けはかなり気に入ってるんですが

(というか、倒されたはずの百合子が不意打ちの如く再び現れる、ってシーンをとにかく書きたかったので満足行くのは当然ではあるんですが)

唯一、というかこのエピソード随一の反省点は先に書きたかったシーンが明確過ぎて、それの再現の為に作った設定が微妙すぎた、ってとこなんですよね……

 

まあこれは自分の妥協点の問題もあると思うんですが

例えばロコちゃんの紙製犬のロコアートにちゃんとした名前がなかったり(他のロコアートは名前ありきで考えているのに対して、この能力は前述の昴&朋花を活躍させるために登場させたものなので)

それから百合子ちゃんがロコちゃんをどう切り抜けたのかって部分を尺とか演出の都合上次回に回さざるを得なくなったりとか。

 

Part1は総じて、元々描いていた『自分が観たい/書きたいワンシーン』を元に継ぎ接ぎ式に構成している部分があるので、綺麗に完結させられたとは思いつつも細かい粗が目立ってるかなという印象があります。

 

その辺を上手く修正出来るように色々考え込んで書いてるのが現在のPart2です

なので更新が遅いのは許して下さい

 

 

今回は以上です。

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作品解説、楽しいんですけど文章をまとめるのが難しすぎる。言いたいことが多すぎて。。

 

 

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