ミニマリストにはならなくて良いけどミニマリズムは取り組む価値があると思う話
とあるミニマリズムの本を読んだんですけど
やれミニマリズムは人生を変える第一歩とか
やれモノを減らすことで夢に集中出来るとか
めちゃくちゃ胡散臭いことばっか書いてあって、何か違うな……ってなった
じゃあまずなんでそんな本手に取ったんだよって話だけど
精神的な面じゃなく実践的なところでは自分も結構取り組んできたから
もっと具体的な内容を期待してたんだよね
最近だと自分も断捨離にハマったりしてたから
その辺で興味を惹かれた部分があったというか。
断捨離にハマるって何?
でもなんというか、自分もそうだったけど
世の中的には「ミニマリスト」っていうとなんか極端な人間がイメージされがちで
バックパックとMacBookだけで生活してる狂ったノマドワーカーみたいな想像される気がするんですよね。
実際上で言ってる本でも「モノを捨てれば月収10万でも夢は追いかけられる」みたいなこと書いてあって
いやいや、流石に10万は無理なのではないか……と
しかも生活水準が云々って話題にも触れてたくせにそれだったから、あーやっぱミニマリストって名乗るやつ頭おかしいんだなーって
ただ自分自身の体験と照らし合わせても結構納得出来ることがちょこちょこ書いてあって
- 生活の幸福度と部屋の汚さはリンクしてる
- ミニマリズム(というか断捨離)は人生をリセットする行為
- 部屋が綺麗に整っている人はこだわりのアイテムを持ってる
とかとか、確かにな~となる内容もあった。他の内容と矛盾して一貫性に欠けていた気がするけど
前職でストレス溜まってた時とかずっと部屋汚かったし、断捨離するキッカケが昔親に買わされて結局使ってないモノを一掃したくてとかだったりしたし
あとはやっぱ最後のポイントは結構目からウロコ感あって
ミニマリズムって言葉だけ聞くと兎に角無駄をなくして"最小化"!って感じなんだけど
実際は無駄を最小化した上で、こだわりを最大化するみたいな意味が付随してるってことなんですよね。これは結構広く受け容れられる考えなんじゃないかと思う。
例えば極力部屋の無駄は減らしてシンプルなレイアウトにするけど、服は好きだから一杯持っててそれの為に沢山スペース使うとか。本とかPCとかでも同じことが言えるかもしれない。
最近引っ越しを想定して結構そういうこと考えてたから、こだわりを最大化するという考えは個人的にも刺さったしより広まって欲しいと思いました。
別にひたすら最小化をするミニマリストにはならなくて良いと思うけど、自分にとって最低限だと思うこときちんと選定した上で、こだわりは最大化する……っていうのは合理的というか。好きとかこだわりという言葉で生活をマネジメントしたり正当化してれば、それ自体も気持ち良いし、逆にそうじゃないことイコール無駄なことに目がいきやすくなって自然と無駄も抑えられるんじゃないかなと。それこそがミニマリズムの本当の姿(?)なんじゃないかなと。
僕も引っ越したら本棚買って、ベッドの収納に入れてるものを表に出したいなと思ってる
好きなものは見えるように収納して、生活に必要なだけの物はあまり目につかない形で収納する、というのが最近考えてるレイアウトのポイントです。
あと……部屋のどんな場所にも掃除の為の導線を作ること、これメッチャ大事。
という訳で、3年ほど前までは汚部屋に住んでたくせに我ながら意識変わったな……としみじみ思ってしまったという日記でした。そうだったのか?
では。
kyc